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〜華麗なる戦闘美少女達の姿に燃え&萌え! ブランド「TAIL WIND」〜

おっひさっしぶりー! なブランド訪問のコーナーをお送りするのだ!!


はいはーい♪ 今回はブランド「TAILWIND」さんにお邪魔してしまいましたー。

今回はプロデューサー、さっちょん氏に新作『MARIONETTE ZERO』についての色々な
お話を伺いつつ、TAILWIND作品の魅力に迫っていくYO!


それではいってみましょう!

お話を訊いたスタッフ
プロデューサー:さっちょん氏

―― えー、初めましてお久しぶりです(笑) 。まずはブランド名の由来をお願いします

さっちょん氏(以下、さ):あ、どうも初めましてお久しぶりです(笑) 。ブランド名の由来は、飛行機用語で「追い風」という意味です。この業界、最近は結構厳しい話が多いんですが、このブランドが業界の追い風のひとつになれたら嬉しいなと思って決めました。


―― ブランドの成り立ちについて教えてください

さ:新作『MARIONETTE ZERO』のタイトルを見ればピンと来る方も多いと思いますが、もとキャリエールのスタッフほぼ全員がいるブランドです。元々「キャリエールはこんなブランド」という縛りを外して、様々なことに挑戦したいとは思っていたんですが、はからずも、といったところです。


―― 作品製作の上でのコダワリってなんでしょう

さ:ひとつコンセプトがあって、ファンタジーであれ現代物であれ「戦う戦闘美少女」というものがキーワードになっています。例えばよくある主人公主体の学園モノっていうのは、もうある意味やり尽くしていて、ネタが枯渇しつつあるんじゃないかと思うんです。その点、このコンセプトなら色々な時代背景でも使えますし、競合するブランドもあまりないんじゃないかと。新規参入ブランドとしてそこに拘っていくことで、「戦う戦闘美少女」といえばTAIL WINDと言われるようになりたいですね。


―― なぜ「戦う戦闘美少女」というコンセプトを?

さ:色々な作品を出していくとジャンルがバラバラになってしまうので、ついてくるユーザー層が読みにくくなってしまうんです。けれども根幹が変わらなければ、ある程度のユーザー数を見込んだ上で、更に絵やシナリオで肉付けしていけます。ショップやユーザーさんの判断基準にもなるんですよね。


―― なるほど、最低限の本数は確保しつつ、プラスアルファで勝負ってことですね

さ:いやまぁ昨今の現状では、そうしないとブランドとして立ちゆかなくなるのではないかという危機感もありますけど(笑) 。あと、「戦う戦闘美少女」を選んだもう一つの理由は、最近のアニメや漫画でそういったコンセプトの作品が増えているというのがありますね。まだまだこのジャンルは伸びていくと思うので。

第一作目
『剣乙女ノア』
2007年9月28日発売
 魔王との戦いの中、命を落とした主人公は、魔王の体に魂を封じることで仮初めの命を得る。元の身体に戻るためには精気を吸収する必要があることを知ったヒロイン達は、主人公に精気を差し出すことに…。可憐な乙女達が思い人との性行為に溺れていく様子と、豊富な立ち絵を使った演出が秀逸なファンタジックADV。


―― 『剣乙女ノア』は、まさに戦う戦闘美少女モノですね

さ:コンセプトを決定して企画がスタートしたのが2007年の3月半ばくらいで、発売が9月ですから、約5ヶ月くらいで製作した作品です。その間にはほんっとーに色々あって……ブツブツブツ(お察し下さい)。


―― 『剣乙女ノア』は、まさに戦う戦闘美少女モノですね?

さ:ああ、失礼(笑)。コンセプトを元にスタッフと考えたのが、すごく強くて、他の男には目もくれない女の子です。でも主人公の前では借りてきた子猫みたいで、命を投げ出すのも厭わないくらいになっちゃう。そんな娘が彼女だったら面白いねってことで始まりました。


―― ある意味漢(おとこ)の妄想の極地ですね

さ:ええ。そして次に考えたのが乙女達が戦う理由ですが、主人公側になにかインパクトを持たせようと思ったんです。ヒロインに主人公に対して後悔の念を持たせて、今度は守るという強い気持ちを持たせたらどうかと思ったんですね。で、いきなり主人公殺してみました(笑)


―― その設定はなかなか衝撃的でした(笑)

さ:しかも主人公は魔王の体の中に入っているので、彼女達には姿形が変わっても主人公を愛せるかという葛藤もあるんです。更に別の女の子との三角関係の部分も入っています。


―― 原画は2人ですよね

さ:TAIL WINDはスケジュールの都合もあり、基本原画は複数体勢で進めていこうと思っています。ノアではメイン原画担当のbomi(ぼみ)さんがノって下さり、ヒロインの鎧やファンネル的な部分などの凝った立ち絵を描いてもらったり、色々なアイデアを頂いたりしました。…手の早い方なので調子に乗ってお願いしていたら大変なことになったんですが。


―― 大変なこと…ですか?

さ:ある日、グラフィックチームから相談があったんです。立ち絵が全キャラ合わせて1,500パターン以上あるんですけど…って。立ち絵だけで容量が1G超えってなんだよ! そんなに作ってどうするんだと(笑)


―― 何故そんなことに(笑)

さ:元々使いたかったアニメーションが使えなかったので、その代わりに差分で演出したいとい理由があったんです。でも聞いたときはビックリしましたね…。とにかく会話シーンなどでの立ち絵の演出にはかなり拘った作品で、評価も頂きました。そこに拘りすぎて、また問題も出ちゃったんですが…。


―― その問題とは?

さ:ゲームとしての選択肢を考えていなかったというところですね。結局、気がつくと選択肢が2つしかなかったんです…。ユーザーさんにはノベルとしては面白いですが、ゲームとしてはどうかって言われてしまいました。ただ、作りや見せ方についての評価を頂きましたし、販売本数的にも新規ブランドとしては良いスタートを切ることが出来ました。


―― 選択肢がふたつ…つまりエンディングは…

さ:バッドとハッピーの2つしかありません! これも聞いてビックリしましたよ(笑)。ユーザーさんからは、サブヒロイン3人のエンディングや、ファンディスクの要望は結構頂いたんですが、その時にはもう次の作品に入ってしまっていたので…。余裕が出来たときに作れたらとは思っているんですが。

第二作目
『Maria 〜天使のキスと悪魔の花嫁〜』
発売:2008年1月25日
 純粋培養のお嬢様天使が、偶然、主人公とのキスしたことからお嫁さんとして同居することに。しかしそこに、天使を(性的な意味で)つけ狙う宿敵、サキュバスが登場、邪魔をしてくる。しかもサキュバスの配下は、堕落してしまったかつての仲間達で…。旦那様への純愛ご奉仕と、サキュバス&その配下とのレズHが楽しめるラブエロADV。


―― ノアの反省を生かした第2作目『Maria 〜天使のキスと悪魔の花嫁〜』について教えてください

さ:ノアにもっとエロが欲しかったという意見を頂いたこともあり、今度はサキュバスを登場させてエロ中心でいこうと思いました。
 でも、サキュバスがただ男の子を堕落させていくというお話は、ありきたりで面白味に欠けると思ったんです。そこで三人の関係のベクトルを少し変えて、天使は主人公、キュバスは天使、主人公は普通の女の子が好きという互いにすれ違うような関係にしてみました。


―― ちょっと目新しい設定ですね

さ:しかも最初、年上好きな主人公は、ヒロインの「主人公と結ばれないと自害する」という事情を理解はするんですが、女の子としての興味はあまりないんです。逆にサキュバスは自分の女を取られたってことで、天使の身体だけでも自分のモノしようとして色々と仕掛けてきます。
 ですから、よくある「主人公を巡って天使とサキュバスが三角関係になる」お話ではなくて、最終的には「天使を巡って主人公とサキュバスが三角関係になる」お話なんです。


―― サキュバス配下の淫魔4人は、マリアの元部下なんですよね

さ:4人を助けるためにはマリア自身がサキュバスになって彼女達をイかせなければならないんですが、同時に自分は絶対にイってはいけないんです。仲間を助けるためにサキュバスの力で淫らになっても、イかなければいたずらでしかないので、主人公に対しての貞操が守られるという理屈です。
 その状態でヒロインは4人の仲間を助け、かつ主人公を守ることになるんですが、ダークな感じではなくて、コメディでドタバタな感じのお話です。貧乳ロリなサキュバスが、コンプレックスを感じてしまうお姉さまのようなヒロインを弄って堕とそうとする部分なんかも楽しめたんじゃないかな。


―― 原画はさっぽろももこさんが担当されていますね

さ:もとから注目していた方だったんですが、ダメ元でお願いしたら引き受けていただけました。原画80枚と版権絵などを3ヶ月半分ぐらいで全てあげてくれました。すごい人です。


―― この作品での反省点はありますか

さ:エロについてですね。汁分に関しては、グラフィッカーの通称「汁マイスター」※1が、濃縮度100%でやっていましたので大丈夫だったんですが、もっとレズシーンが欲しいという要望がありました。むしろ主人公が邪魔だ、いらない! って声もあったくらいで(笑)。広報展開としては、絵としてよりもゲームとしての魅力を伝えたかったんですが、期間が少し短く、もう少し出来たんじゃないかなって思う部分はありますね。そして最後のひとつは、選択肢がもっと減ったってことです……(笑)。
※1汁マイスター:TAILWINDのグラフィッカーさん。汁に対する拘りからついた渾名だが、本人は嫌がっているとか

―― 前作の反省(笑)

さ:ノアでの反省から、EDを複数、またはルートでHシーンが変わる位はしてくれということを、プロデューサーとしてお願いしていました。でも今回は、発売直前に選択肢は1個しかないよって…。選択肢増えるどころか減ってるじゃん!…あの時は一瞬、どうしたものかと(笑)


―― またファンディスクの要望が多そうです

さ:これまた良くご意見を頂きます。特にレズモノの要望は良く来るんですが、色々な要望やアイデアは頂いていますね。今年は4本出すことになるので、ちょっと立ち止まって再チャージをするという意味でも来年ぐらいには色々と考えてたいです。


―― 今までの情報を総合すると、新作『MARIONETTE ZERO』は選択肢ZEROってことですね。わかります。

さ:ちょww違いますって(笑)。今回はちゃんと言っておきます。選択肢はゼロじゃありません! 今回はかなりありますよー!!

キャリエール
『MARIONETTE 〜糸使い〜』
発売:2003年3月28日
5tgbftっrgふぉl9*68//8+-0 『MARIONETTE 〜糸使い〜 DVD Edition』 
発売:2004年4月25日
 主人公が拾った紫色に輝く石。それは紫の糸となって彼に寄生、人の精神を自在に操る力を与えるのだが・・・。萌えエロ陵辱アドベンチャー

>>インタビュー記事はこちら<<


―― 安心しました(笑)。

さ:前作からもう5年も経っていますが、『MARIONETTE』は、僕にとってすごく思い入れのある作品です。ですから、1〜2本願張ってブランドが認知されてから、満を持して挑戦したいと思っていました。3本目ということで、ブランドとして正念場ということもありますが、自分たちが納得できるような作品を目指して燃え尽きる位に頑張っているところです。


―― どんな作品でしょうか

さ:一万二千万年以上前に、とある世界で、戦局を打破する為に「天の石計画」という計画が発動されます。その計画によってパワーストーンと呼ばれる石の力を引き出し、更にその力を人間の身体の中に埋め込むことで、人道を無視した計画が進んでいくんです。人の心が石の力によって操られ、また石の力が人の心を変えていくという中で起きていくヒューマンエラーアドベンチャーです。


―― 形としては続編ですが、『MARIONETTE 〜糸使い〜』とは色々な部分でガラっと変わっていますね

さ:続編の形をどうするかということについては色々と考えました。皆さんからの要望は前作の続きを期待する声も多く、当初はそれでいこうとも思っていました。ただ、色々な展開を考えたときに、あえて一端足を止めて「宝玉の起源」を描いた方が、前作へのつながりも含めて広がりやすいと思ったんです。初めてプレイするユーザーさんも、過去作を知っている人も楽しめますし。更にこの作品をプレイした人が、過去作にも興味を持ってくれるっていう流れができますから。


―― 今作のウリはなんでしょうか

さ:前作『MARIONETTE』の一番のウリは宝玉を使った心理戦なんですが、原作者ともどもそこは外したくなかったんです。その心の駆け引きのおもしろさを見せようと考えて取り入れたのが、事前の時限選択システムです。これは決められた時間の中で事前にいくつか選択肢を選んでもらい、その結果で物語が進んでいくシステムです。普通はシナリオ中で選択肢が表示されると、プレイヤーは一息入れてしまいますが、そうすることで心理戦の緊張感を出せるんじゃないかと思いました。


―― でもやっぱり選択肢の直前でセーブは基本では?

さ:ええ、当然セーブを忘ちゃう人もいると思うんです。そこは考えて、時限選択部分だけは、バックログから選択肢の前に戻ることが出来るシステムになっています。ですから選び直して納得のいく形で物語を楽しんでいただけるので安心してください。

開発室
TAILWIND開発室はこんな感じでした。
「ますたーあっぷ」と描かれた自作プレートが。
抱き枕×2。そして掛けてあるのはスク水…。

―― そういえば『MARIONETTE』の時に、アナルエッチは一生分やり尽くしたと言っていましたが

さ:あれはですね、演出側がやり尽くしたって言っていたんです。原作者曰く、あんな者は序の口だと(笑)。 量が多すぎるとあからさまなので少し自重しましたが、今回も入っています。まぁ、内容はは相変わらず濃ゆいんですが(笑)


―― 宝玉の力はどのように絡んでくるのですか

さ:今回の物語のテーマは信頼と裏切りなんです。凄く重いように思えるかも知れませんが、実際、人間は見える物や信頼している人には絶対的な物を感じがちです。けれども本当は相手も人間で、本気で裏切る人もいれば、心の中ではちょっとタガが外れた人もいる。宝玉の力はそういった部分をほんの少しだけ後押しして人をコントロールしたり、堕としていったりします。
 だから目に見える部分だけでエンディングを考えていると、全く違ったエンディングを迎えると思います。皆さんの予想もつかないエンディングがあると思いますよ。


―― キャラクターについて教えてください

さ:応援バナー企画を見ていると、メインヒロインの二人よりもアネモネが人気です。やはり金髪ポニーテールは基本ですか(笑)。セレーネとビアンカはメインヒロインはアネモネにおされている気はしますが、物語の中では主人公が目立つ為に無くてはならない存在として、しっかりキャラが立っていますよ。
 主人公エルピスは、前作の自己中心的な主人公とは違って正統派なんですが、心の内には誰よりも熱い炎を秘めています。見た目の優男から想像出来ない位熱いっす! その熱さはキャスティングボイスにも秘められていますので聴いてみてください! あと、ダイモスも是非サンプルボイス聞いて下さい(笑)。絶対に気に入ってくれるはずです。
 それ以外にも今はまだ公開できないキャラがいるんですが、このインタビューが掲載されている頃にはオフィシャルで公開されていると思います。是非、見に来てください。


―― 選択肢がZEROではないということは、EDも複数あるんですね

さ:今回は各ヒロインごとのエンディングがあります。エッチは先程話題になった後ろでのエッチ以外にも、純愛ノーマルもありますし、宝玉の力を使ったMCもあります。そんな宝玉の無限の力で、ちょっと思いもよらないものもありますよ。


―― 前作の原作者、t-kunはどんな形で関わっているのですか

さ:今回はシナリオや世界観の調整、監修をメインで参加していただいています。彼から色々な意見を貰いつつ社内で組み上げていく感じですね。


―― 原画家について教えてください

さ:メインの47AgDragonさん含め、サブの緑木邑さんと上本聖人さんもフルパッケージ作品での原画は始めてになると思います。前作はここのかの出世作になったと思うんですが、今回もそうなったら嬉しいですね。


―― 『MARIONETTE』の直接の続編は考えていないのでしょうか

さ:続編は気力と体力、あとユーザさんの応援次第ですかね(笑)。とにかくZEROを買ってプレイしていただいて、是非ご意見ご感想を下さいませ。

『MARIONETTE ZERO』
石の力を引き出す「天の石計画」によって、超常の力を手に入れた主人公達。彼らの関係は、石の力でほんの少し背中を押されたことから歪み始め、そして運命の時が訪れる。登場人物たちの隠された謎が少しづつ見えたとき、そこにあったのは…。



―― 次回作について教えてください

さ:今年の12月末にタイトルを予定しています。此方は8月中にOHPと雑誌の方で告知しますのでご期待下さい! 次回作もかなり気合の入った作品です。今は原画の方とタッグ組んでガッツリやっています! それからまだ発表は出来ませんが、その他にも今動いている企画はすごいことになっていますから、そちらも楽しみに待っていてくださいね。


―― 最後にメッセージを

さ:TAIL WINDは常に新しい事に挑戦と共に成長していくブランドで有り続けます。今作は3本目の作品と言うこともあり、今までの作品で出た教訓を糧としつつ、次につながるような作品を目指しています。前作ファンも、今作からプレイされる方も、両方とも買って良かったと思って貰えるような作品になるよう気合いを入れて作っていますので、是非遊んでいただき、叱咤激励、応援どうかよろしくお願いいたします。

最新作

『MARIONETTE ZERO』 2008年8月29日発売予定

 あの『MARIONETTE -糸使い-』の起源を辿る新章が登場。
 古代の大陸を舞台に、宝玉に魅せられた者達の信頼と裏切り、そして淫欲に満ちた物語が繰り広げられる。前作同様のMCや心理戦バトルはもちろん、時間制限選択システムなどの新システムも搭載したヒューマンエラーアドベンチャー!!

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2008/08/01公開
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