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〜 おたくグッズがダンボール70箱、美少女ゲームのポスターを400枚 〜 |
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| お話を訊いた方 |
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| 森川嘉一郎 |
1971年生まれ。早稲田大学大学院修了(建築学)。同大学理工学総合研究センター客員講師を経て、2003年より桑沢デザイン研究所特別任用教授。著書に『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』、編著に『20世紀建築研究』など。
写真横にあるポップは森川氏自身がイラストを描かれたもの。 (取材協力: 海洋堂ホビーロビー東京) |
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―― 展示の最初に、太陽の塔をはじめとした「大阪万博」の食玩があるんですね。そこからフィギュアによる「イコンの変遷」があって、「レンタルショーケース」「おたくの個室」「コミックマーケット」「秋葉原」「オンライン・コミュニティ」などの展示になります。
建築展として特殊なのは、建築家でお招きしているのは丹下健三さんおひとりだけなんです。しかもその作品は、もう34年も前の「大阪万博」。通常なら「来年行われる愛知万博でこんなものやります」っていうプロジェクトを展示するんですが、それは一切しませんでした。
建築家のかわりに、参加されているのは海洋堂さん、岡田斗司夫さん、コミックマーケット準備会さん、原型師の大嶋優木さん、精神科医の斎藤環さんなどなど。「おたく」の世界の方々を作家としてお招きして展示を組んでいる、という意味では建築展としては前代未聞のものだと思います。
―― 240個のレンタルショーケースの展示は圧巻ですが、それを含めて全部の展示物はどのくらいの量になったのでしょうか。
什器や模型など全部含めるとコンテナ3つぐらいで、レンタルショーケースの内容物はダンボールで言うと70ぐらいです。ショーケースの中身については、海洋堂さんのご寄付が非常に大きくて、そのほかにもさまざまな会社や個々人からの協力をいただきました。
展示したポスターに関しては、私がネットオークションで競り落としたり、ショップからいただいたりしたものが多いです。実際に使ったポスターの数は400枚ぐらいですが、その400枚は全部で500〜600から質と内容で選り抜いたものです。
―――― 現地ではどのような展示準備をされたのでしょうか
現地入りしたのが8月24日で、オープニングの前日の9月8日まで設営作業は続きました。
もっともそれはあくまで現場作業の話です。まずはレンタルショーケース用の数千個の食玩を一つ一つ組み立てるという作業があったのですが、これは船便で現地に送り出すに先だって、国内で行いました。春先からそれを延々とやっていた記憶があります。現地入りしてからは余裕がなかったので、とりあえずランダムにショーケースへ詰めて行ったあと、これとこれは趣味が違う、っていうのを組みかえっていって、完成させました。
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2004/10/26 公開
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